枝豆オーナー会(1)発起経緯

「自分で栽培した枝豆を、採れたてでビールと楽しむ喜び♡」をシェアしたい思いから、枝豆オーナーを募集しました!次第に、枝豆オーナー制度を通じ、様々な社会問題への解決ヒントも見えてきて、田舎暮らしを始めた私の役割がぼんやり見えてきました。今日は、イベント発起の経緯と、今後の目標を綴らせていただきます。.

きっかけは、限界集落の鴨川に位置する「天水棚田でつくる自然酒の会」へ参加でした。
主人と母を連れ立ち、3人とも生まれて初めての田植えに挑戦。
青空の下、初めましての方々と一緒に、泥まみれになって稲を植える作業が、
クタクタになるけれど!とても心地よく感じられました。

そういえば、主人と格闘している家庭菜園だって、2人でやっていても.楽しいけれど、
これもみんなにシェアしたら喜んでもらえるのかしら?
そんな思い付きから、枝豆オーナー会をスタートしました。

ここでしか出来ないコトを探す

突然ですが、私はビールが大好きです♡
そして、ビールに合うのはやっぱり枝豆♡

奇跡的にも、野菜作り4年間の中で、毎回枝豆だけは「ワタシ失敗しないので。」も自負。

それから、枝豆は、収穫した瞬間から、味が落ちると言われていて、
採った瞬間→その場で茹でて!キンキンに冷えたビールと一緒に食べる機会は
都内の高級レストランでも真似できまい!と結論付け、枝豆オーナーを募集することにしました。

(栽培管理は夫婦で真剣に!野菜作りを始めてから、異常気象に敏感になりました。)

飲兵衛、社会貢献を考える

私はかつて、インフルエンサー向けのイベント企画を行っていたのですが
今回も、同様にアイディアを出していくことにしました。

テーマは、「採れたて枝豆とビールを楽しむ会」
そこから枝豆について掘り下げて調べていくと、無限の可能性を感じてきました。

まず初めに、枝豆が持つ根粒菌が、畑にとって土壌改良に役立つコト。

続いて、畑のお肉と呼ばれる栄養価の高さ。
美容面でも、ビールを飲んだ時にも嬉しい効果があるというのは周知のことですが
脱炭素に役立つ、代替タンパク質としても、枝豆(大豆ミート)の需要が今後ますます高まるコト。

(温暖化対策への呼びかけとして、イベント当日の料理に大豆ミートを使用しました。)

日本人の私たちの暮らしには、
枝豆は形を変幻自在に変えて、至るところに存在しています。

例えば、スーパーに行けば、
豆腐、豆乳、納豆、おから、油揚げ、がんもどき、湯葉、味噌、醤油、プロテイン、ヨーグルト、etc

枝豆からは結びつかないアイテムも多数あり、噂によるとサピックスのテストでは、大豆加工品にきな粉を選ぶ問題が出題されるそうですね。
他にも個人的には、バイオプラスティックの商品にも注目しています。

枝豆をきっかけに、「環境問題」「食育」「農業」「食品自給率の問題」「食の安全」などなど、様々なテーマに話題が発展。

ゲストと田舎暮らしの面白さをシェアしながら、自分でオーガニックな枝豆を、作って食べる喜びや感動も分かち合いたいと思います。
そして、願わくば、体験から得た気付きを、何か一つでもお持ち帰りいただき、生きる糧になるようなギフト出来たらいいなぁと、思い至りました。

左:有華ちゃん/右:さっちゃん

協力メンバーのご紹介

思い付きから始まり、ワクワク発展していくこの企画。
快く力を貸してくれた仲間に恵まれたことも、枝豆オーナー会を開催したいと思ったきっかけです。

1人目は、長南町の魅力をゲストに伝える役を担ってくれた、地域おこし協力隊の田島幸子さん。
2人目は、アーティストの中田有華さん。

素敵なお二人に出会えたことで、ますます田舎暮らしが楽しくなって、次の人へこのバトンを渡したくなりました。詳しいご紹介は改めますが、感謝の気持ちをここに記しておきます。