PESTICIDE-free
収穫時期になると、周囲の稲は、穂の重みに耐えきれず倒れていきました。
あらら?でもうちの子達は最後まで自立していました。
これも細胞壁の厚みの違いでしょうか?稲刈りをサポートしてくださった、地元農家さんからは、こんなご意見を頂きました。
「カマで刈ると、稲が固いねぇ~」
「カメムシの被害もウチよりすくねぇなぁ~」
正直、私は初めての稲作なので、何が何だかサッパリですが、プロがそう体感なさったというコトは、有機栽培というのは、何か慣行栽培と比べて、机上の空論ではない稲の変化があるのでしょう。
不思議な話です。
ちなみに、無農薬だと、病害虫の被害により、収量が落ちることを心配されますが、網本先生の田んぼでは、慣行栽培と同等以上のレベルにまで結果を出していらっしゃいます。
私たち初心者レベルの収量目標は、まず7割と言われており、それでも一般的な販売価格と比べ、売上額は伸びるため、そういった点からも農家さんへの有機転換を呼びかけていきたいと思います。(※初年度、達成)
野良仕事というのは、「野を良くスル仕事」と聞きました。
無農薬・有機稲作は、お米を作るだけではなく、未来と自然環境を育むことができる仕事です。
ようやく神秘的な稲の機能が解明されて、確実な技術も確立されてきている今の時代だからこそ、今までは大変だったとされる無農薬・有機栽培が少しづつ広まっていくことを願っています。
人生初挑戦となったお米作りから、たくさんの感動と学びがありました。とにかく初めてのことで、分からないことだらけで、大変でしたが^^;その倍くらい、楽しくて!!好奇心への刺激がありました!!
何より、田んぼも機械もスキルもない私たちが、手探りでこうして稲作にチャレンジ出来たのは、長南町の地元住人の方々のご理解と応援をはじめ、賛同してお付き合いくださった皆様とのご縁、そして正しく導いて下さった先生方のおかげでございます。本当にありがとうございました。
長文になってしまいましたが、皆さまの毎日が、この経験と、実際に作ったお米を通じて、豊かに、健やかになることを願っております。ぜひ、本当に困ってしまう前に、身体と心が喜ぶ食べ物や暮らしを、心がけていきましょう!
どうぞ田んぼと私たちに会いに来てくださいませ♡